「浴室のキャビネットを交換してほしい」
とのご依頼をいただきました。
現場へ伺うと、約30年前のユニットバスに取り付けられていた収納ミラーキャビネット。

メーカー名や品番の記載も見当たらず、まずは既存品の特定からスタートです。
古い設備の場合、一番苦労するのが
「同じものがもう存在しない」
ということ。
今回も各メーカーの旧カタログや部品情報を調べましたが、既に廃番となっており同等品は見つかりませんでした。
取り外してみると専用の取付金具で固定されており、完全に当時のユニットバス専用品という感じです。
30年も経過すると補修部品の供給も終了しているため、同じものへの交換はほぼ不可能ですね。
そこで次に行うのが、
現行品の中からできるだけ近いサイズを探す作業。
幅、高さ、奥行き、鏡の位置、収納スペースなどを確認しながら検討した結果、
今回採用したのは
LIXIL 浴室収納棚 YR-412G。
この製品は幅420mm×奥行106mm×高さ1200mmのトールタイプで、鏡付きの浴室収納棚です。現行品でありながらサイズ感が既存品に非常に近く、今回の現場では最も違和感なく納められそうでした。
もちろん古い専用品から現行品への交換なので、
既存金具の撤去
取付位置の調整
下地確認
防水処理
などの作業は必要になります。
しかし無理に中古品や廃番品を探すよりも、現行品でしっかり施工した方が今後のメンテナンスも安心です。
古いユニットバスの部品交換は、
「同じものを探す」
よりも
「現行品で代替できるものを見つける」
ことが重要なケースが少なくありません。
今回も色々調査しましたが、結果的にはLIXILのYR-412Gが最も近い寸法で、見た目や使い勝手も違和感なく納まりそうです。
古い設備でお困りの方は、まずは現地確認からお気軽にご相談ください。